ほったゆみ・小畑健 『ヒカルの碁』書籍名:『ヒカルの碁』著者名:ほった ゆみ(原作)・小畑 健(漫画) 出版社:集英社 囲碁ブームを巻き起こした漫画としてもう有名。私が読み始めたきっかけはアニメで、漫画の方は一昨年の正月に一気読みして以来、はまるはまる。 囲碁のルールがわからないから、難しそう、読んでも内容わかんないんじゃ? なんて思って敬遠してるあなた!全くわからなくっても、読めるんですよ、ほんとに不思議だけど、そこが非常にうまい。だから小学生にも人気が出たんですよね~。 ストーリー進行がほんとうに巧み。 絵(人物・背景など)の美しさもさることながら、対局のスピード感、臨場感は、思わずその場に居合わせているかのようです。 アニメの出来がまた非常にいい! 音楽、キャラの動き、心理描写、どれをとっても、原作に忠実でありながらまったく間延び感がなく、かつ丁寧で美しい作画…… 以前のオープニングで、碁石をジャラっとつかみ取るシーンの、碁石の動きは、動画スタッフの思い入れを伺わせるに十分でした。 最終話も美しかった。 連載の方はいよいよタイトルにふさわしく「ヒカル(自身)の碁」を追求していく展開になっていますね。全く衰えないパワーにこれからも期待! (2003/5/2追記) 今週号をもちまして、連載終了。 ばたばたとした終わり方でしたが、書くべき内容はもう、 ほぼ出尽くしていたといえるのでは。夏の読み切りを待ちますかね…… (2003/11/10追記) 「ヒカルの碁」読み切り番外編。 ううむ、消化不良・読み足りないっす。 おしい。 と 雑誌掲載時は 思いました。 んでも、単行本になったのを読み返してみると、 やっぱり あれはあれでいいのかなあ~ などと思い。 意志はうけつがれていき、世代は変わる、というね。 点数: スリル ☆☆★★★ 泣ける ☆☆☆★★ ドキドキ ☆★★★★ |